Android端末でPCページを見ていて思うのは「広告多過ぎ!」ということ。ただでさえ細い回線なんだから広告なんて見たくないのよ。ということでこのアプリを作った。
[機能]
・ローカルプロキシとして動作します
・パターンにマッチしたURLへのアクセスをブロックします(404として返す)
・ブロックしたくないURLパターンを登録できます
・条件にマッチしたURLを別のURLにリダイレクトします(内部リダイレクト機能)
・HTTPリクエストヘッダの書き換えを行います
[初期設定]
・起動して[基本-設定]タブにある"プロキシ設定"ボタンを押します(機種によってはこのボタンが動作しません。その場合は「設定」アプリの「無線とネットワーク」を利用してください)
・"モバイルネットワーク"->"アクセスポイント名"->{利用しているアクセスポイント}の順に選択します(端末によって表現が異なるかもしれません)
・"プロキシ"に「localhost」を設定します
・"ポート"に[基本-設定]タブのPORTで指定している数値を設定します(デフォルトでは「8000」)
以上で使う準備は完了です。これでブラウザからのアクセスがFilterProxyを経由するようになります。
<基本>
基本的な設定を行ったり、アクセスのログを表示します
[基本-設定]タブ
・ACTIVE/BYPASS
一時的に処理を無効にしたい場合にこのボタンを押します
・プロキシ設定
アクセスポイントにプロキシを設定をする場合に利用します
一部の機種(例:IS01)ではこのボタンが動作しないようです。この場合は「設定」アプリの「無線とネットワーク」から辿って設定を行ってください。
・PORT
利用するポート番号を指定します
・Menuボタン-設定出力
現在の設定をXMLとして表示します
・Menuボタン-設定読込
設定出力で出力した設定を読み込みます。「追加」は既に登録されていない項目だけ読み込み、「上書」は読み込んだもので現在の設定を置き換えます。
[基本-ログ]タブ
アクセスしたURLのログが表示されます。
レスポンスが遅かったURLほど上に表示されます。
・「削除」ボタン
ログを全て削除します
・ログ
1行が1アクセスになっています
・「長押し」
表示されたURLを[フィルタ-拒否リスト]か[リダイレクタ-編集]に送ることが出来ます
<フィルタ>
無用だと分かっているURLのパターンを登録しておくことで、端末からの無駄な通信を抑制できます。
[フィルタ-拒否リスト]タブ
ブロックしたいURLのパターンを設定します
・パターン入力
パターンを入力して「追加」ボタンで登録します。
パターンに含めるとこができる「特殊表現」としては以下のものがあります。
・"#" 数値1個とマッチ("\d"として解釈)
・"?" 任意の文字列1個とマッチ("."として解釈)
・"*" 任意の文字列任意個とマッチする(".*"として解釈)
・パターンリスト
登録されているパターンの一覧が表示されています
・クリック
パターンのOn/Offを切り替えます
・長押し
長押した項目をリストから削除します。削除した項目は、パターン入力に移動されます。
[フィルタ-許可リスト]タブ
拒否リストとは逆に許可したいURLのパターンを設定します。
操作方法は[フィルタ-拒否リスト]タブと同様です。
[フィルタ-ログ]タブ
アクセスを拒否されたURLが表示されています
<リダイレクト>
リダイレクタURLと飛び先URLが分かっている場合は、その情報をルールとして登録しておくことで通信を発生させることなくリダイレクトを行わせることが可能です。
ただしここに登録してしまうとうまくページ遷移しないサイトも存在するかもしれません。その辺も考慮して上手に利用してください。
[リダイレクト-リスト]タブ
リダイレクトルールの一覧が表示されています
・クリック
ルールのOn/Offを切り替えます
・長押し
長押した項目をリストから削除します。削除した項目は、[リダイレクト-編集]タブに移動されます。
[リダイレクト-編集]タブ
リダイレクトルールを設定します
・「説明」
省略可。ルールの説明を記述します。動作には影響しません。
・「条件」
リダイレクトルールの条件を指定します。
Host,Dir,File,Paramのうち少なくとも一つは条件を指定してください。
リクエストURLは
http://{host}{dir}{file}?{パラメータ群}
というように分解されます。たとえば
"http://www.host.com/pages/index.cgi?name1=val1&name2=val2"
の場合は
・{host} : www.host.com
・{dir} : /pages/ (先頭と末尾が'/'になっています)
・{file} : index.cgi
・{パラメータ群} : name1=val1&name2=val2
というように分解されます。
条件として設定したHost,Dir,Fileはそれぞれ{host},{dir},{file}と完全一致で比較されます。
Paramに関しては左がパラメータの名前、右がパラメータの値となっていて以下のように比較されます。
・名前のみを指定した場合
{パラメータ群}の中に"{パラメータの名前}="という表現があればマッチします
・名前と値の両方を指定した場合
{パラメータ群}の中に"{パラメータの名前}={パラメータの値}"という表現があればマッチします
指定していない部分は対象と無条件にマッチします
・「上書きパターン」
「条件」にマッチした場合にどのURLにリダイレクトするのかを指定します。
パターン中では"$(host)", "$(dir:N)", "$(file)", "$(p)", "$(pe:xxx[,yyy[,...]])", "$(pv:xxx)"が利用できます。
・$(host)
{host}に置き換わります
・$(dir:N)
{dir}を加工した物に置き換わります
$(dir:N)は'/'で始まり'/'で終わる文字列となります。
Nは0以上の数値です。Nに1以上の数値を指定した場合{dir}のパスがその分だけ短くなります。たとえば{dir}が"/1/2/3/4/"の場合、$(dir:1)は"/1/2/3/"となります。
・$(file)
{file}に置き換わります
・$(p)
{パラメータ群}に置き換わります
・$(pe:xxx[,yyy[,...]])
{パラメータ群}を加工した物に置き換わります
具体的には{パラメータ群}からxxx(とyyyと...)のパラメータを除去した物になります。たとえば{パラメータ群}が"name1=val1&name2=val2&name3=val3"の場合、$(pe:name1)は"name2=val2&name3=val3"となります。
・$(pv:xxx)
{パラメータ群}中にある、xxxというパラメータの「値」に置き換わります。
・各種ボタン
パターンを入力するのが便利なように各種ボタンを用意しています。
"$(dir)", "$(pe)", "キー", "$(pv)"には左に対応するテキストエディットがあり、ここに値を入れてボタンを押すことで、それぞれ"($dir:XX)", "$(pe:XX)", "XX", "$(pv:XX)"が入力されます。(入力が"XX"されている場合)
[リダイレクト-ログ]タブ
リダイレクトが行われたURLが表示されます
<ヘッダ>
[ヘッダ]
HTTP Request Headerを書き換える場合に利用します。HTTPの仕組みが分かる人だけ利用して下さい。
・名前
書き換えるHTTP Request Header名を指定します
・値
書き換え後の値を指定します。値を設定したいのではなくHTTP Request Headerを送信したくない場合は「削」のボタンを押してください。"(REMOVE)"が設定されます。("(REMOVE)"が値として設定されているとそのHTTP Request Headerはリクエストから削除されます)
・説明
省略可。動作には影響しません
・'名前'を正規化しない
チェックを付けると'名前'を正規化せずに利用します
・フィルターリスト
・クリック
フィルターのOn/Offを切り替えます
・長押し
フィルターリストから長押し項目を削除すると当時に、フィルターにその文字列を移動します
[免責]
このアプリを利用して発生したいかなる問題にも作者は責任を負いません。自己責任のもと利用してください。
[注意1]このアプリは「アプリ」に表示される広告を非表示にするアプリではありません。あくまでもブラウザからのアクセスを操作するアプリです。
[注意2]問題があったらアンインストールで対処してください。その際にはアクセスポイントのプロキシ設定を元に戻すのを忘れないようにして下さい。
[注意3]FilterProxyはHTTPS通信をスルーします。つまりHTTPSに対しては各種機能が適用されません。
[動作確認]XperiaArc
[動作確認ブラウザ]標準のブラウザ
|||||
Screenshot(s) beschikbaar voor FilterProxy
|
|
| |
Discussion(s) about FilterProxy in our forum
Commentaar en waardering voor FilterProxy
Filters :









